★入院生活23日目 テンちゃんの延命か私の身だしなみか 33w3d

24時間点滴生活だと血管の持ちも悪くなる。

丈夫な太い血管から使い、

差し替えではなるべく

同じ血管は使わないようにしたいので

2番手3番手に控える細い血管の番になってくると4日に一度のさしかえも

4日と持たないことも多くなる。

シャワーの前に一度点滴を止め、

管の連結部分から血液が戻らないようにする  

ヘパリンというお薬を毎日注入。

その間、点滴棒のテンちゃんは

一時お留守番。

その間、シャワーを浴び

いつもテンちゃん連れだと

産科に1つしかない優先トイレにしか入れないが

この時間は1人用のトイレに入れる身軽さを

噛み締める。

そしてエレベーターホールの自販機まで

ひとりでお茶を買いに行く

正味30分ほどの身軽さが小さな幸せでもあった。

。。。しかしながら。

張り止めの点滴に繋がれてない時間が長いと

その間におなかが張ってきては困るので

あまりのんびりしてもいられず

再び点滴再開。

また体内に点滴が流れ始めると

多少なりとも副作用の動悸もあり

横になってしばらく安静。

点滴さしかえの前日くらいになると

血管からお薬が漏れ出し

赤く腫れあがり痛みがでてくる。

なるべく動かさないようにカバーをして枕で固定。

それでもお夕飯の時には

支障をきたし始めた。

どこかに寄っ掛かっていないと 

お腹もいよいよ苦しいため毎食時には

パラマウントベッド大活躍。

しかしそれでもテーブルまでが遠い。。。

着座はお腹がいよいよ苦しい。

お行儀がどうのこうの気にしている場合でないので

仕方なくベッドの傍らにお椀をおいて

おかずはお椀に全て投入。

左手にスプーンを持って食べる。

昔ウルルン滞在記で見た

どこかの部族の食事風景かというような格好だ。

器を手で持ってないので不安定さゆえに

茶巾がシーツに落ちた。。。

昨日シーツ交換してもらったばかりなのにT_T

茶巾の油分があれよあれよとシーツに

じわーーっとシミをつくり

汗拭きシートで拭くも油っぽさは消えず。

来週のシーツ交換まで

この茶巾の匂いと一緒か。。。とがっかり。

食べる気も失せ、半分くらいは

ごめんなさい。をしてお椀を閉じる。

血管が腫れて 

このまま夜 眠れないかもと思い

諦めて先生を呼び点滴をさしかえてもらう。

シャワーのたびに点滴が漏れて痛くなることに続いて

食事にまで弊害が出るくらいなら

そこまでしてでも

毎日シャワーに入りたいわけでもないやい(T ^ T)

医師や看護師さんから

シャワーだめよ。

と更なる安静指示を受けたわけでもないが

自分で安静度合いをあげた結果となった。

ホットタオルをたくさん持ってきてもらい

着脱もお手伝いしてもらえるという。

じゅうぶんじゅうぶん。

差し替えまでの最大４日間

シャワーに入れないことは

ケンシロウさんのいる胎内環境には

なんの問題もない。

痛みと食事へのストレスで

点滴を早く断念し

早産になってしまうほうが問題だ。

私の場合、身体の清潔さよりも

痛み&食事のストレスが圧倒的に辛いらしい。

それに毎日のシャワー後

腕が痛くて毎日変な汗を掻いたり

点滴差し替えで汗だくになるよりよっぽどいい。

潔癖症でなく生きてきた自分に万歳ヽ(；▽；)ノ