aoibananaのブログ

2児かーさんの徒然ブログ。第二子妊娠中に切迫早産となり管理入院→出産→絶賛育児休業中。育児、旅行、美味しいごはんなどを忘備録としてぼちぼちと。

★入院生活31日目 感情が高ぶってナースコール34w4d

息子のお誕生日のお祝い写真をみて
嬉しい気持ちに浸る数十分前。。。
 
私は腹部エコーをみる診察室にいた。

夜勤の仕事が落ち着いている日には
新人助産師さんの腹部エコー診察の練習台に
付き合うこともあったりする。

比較的お腹の張らない妊婦が診やすいそうで 
ちょうどその日は私だった。

多忙な先生の朝の診察では
パパッと計測、心音確認、あとは気になる点だけを質問する、という流れ。
そうでないと待ち時間が長くなるので
とてもスピーディだ。

片や助産師診察ではゆっくりと
ここは太ももの骨だとかお腹周りだとか
見せてくれるのはお腹の子の成長ぶりを感じられて
嬉しい時間だったりもする。

そこで、お腹の子の頭の位置が下がってきて
いいポジションに入ったのも確認できた。 

冷たいジェルをつけて
お腹を出しっぱなしで約40分見た後
消灯時間になったので部屋に戻る。

横になると妙に下腹部に鈍痛が続いて 
お腹が張るような感覚がした。

これは俗に言う内服薬に切り替えた直後の
はりかえしなのか?
まさかの規則的な陣痛の始まりか? 
つい先ほどお腹の子の頭も下りてきていたのを
この目で確認済みである。

そんなことをじーーっと考えていたら
時計の針は04/22の0時半を回っていた。

あと8分で3年前の今日、
息子をこの世に送り出した時刻だ。。。

なんてことをこの状況で気づいてしまった。

この流れはやはり。。。 と妙にそわそわして
もう落ち着かない。眠れるはずもない。

今日は息子のお誕生日。そして満月。
これは条件は揃ったね。。。  
と心の中でつぶやいてしまった。

ナースコールを鳴らす。
看護師さんが懐中電灯で照らしてやってきた。
心音モニターを40分計測。
その間 大きな張りは規則的に感じられなかった。

ナースステーションでも
経過観察していた看護師さんからは
40分の間で大きな張りは2回、
小さな張りを含めると8分おきに1回程度。

念のため宿直の先生を呼ぶので診察室へ
と言われる。

診察室に入ると先生2人が入ってきた。

1人は明らかに今年入ったばかりの新人。
ぼくちん研修医ですという感じで
頼り甲斐がなさそうなのは一目でわかった。   

もう1人は40代 骨っぽい体育会系の
偉そうな外科医という感じだ。

学会で人手が少ない時期だが
そういうベテランな貫録は安心する。

産科医でなくても婦人科の内診くらい
診れたりするのかしらと
勝手に見た目から産科医じゃないと
決めつけてかかったが
あとで聞いたら婦人科の中堅以上の先生だった。
大変失礼しました(笑)

骨っぽい先生がバチバチっと手早く手袋をして
診察台が動く。

「で、今 何週? 」と看護師さんに聞く。
「34週と3日です。」   

「内服薬に切り替えたのいつ? 」
「昨日です。」

「経管長 2.8ミリ。子宮口 しっかり閉じてます。
今晩 産まれてしまうことはないので
内服薬も追加で飲む必要ありません。
安静にして寝てください。」

。。。。以上。診察時間30秒ほど。


あらやだ。
今朝より経管長1センチも伸びてるし。
ここにきて最長記録更新!!
ベストコンディションってやつ。


なんだか。。。人手が少ないときに
お騒がせしてすみません(笑)えへへ(//∇//)

と告げて診察室を出た途端に
おもわず笑ってしまった。

看護師さんから
「寝る間際にお腹を長らく冷やしちゃったので
張ってしまったのかも。
それに頭が下がってるとか要らぬ情報吹き込んでしまいすみません。」と謝られてしまった。

ひとまずお互いホッとして部屋に戻った。

ちょっとドラマの見過ぎだわ。私。。。
とんだお騒がせ妊婦のナースコール騒動の夜であった。

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