aoibananaのブログ

2児かーさんの徒然ブログ。第二子妊娠中に切迫早産となり管理入院→出産→絶賛育児休業中。育児、旅行、美味しいごはんなどを忘備録としてぼちぼちと。

★入院生活40日目 vol.2 産婦人科へ直行 35w6d

話は1週間前の診察に遡る。
大学病院 NO.2漢方先生が私にこう言った。

「退院診察した同じ日にこの病院の外来受診は
できない決まりになってるんだよねー。
だから連休明け(4日後)に再度外来を受診して
紹介状を持って行ってもらう感じになります。
もしそれまでに陣痛来たらこっち(大学病院)にきてね」と。

このゴールデンウィークの連休中に、
自宅近くの産院で産める週数(36週)
に入るのにも関わらず、
国民の休日問題で
4日間も宙ぶらりん妊婦になるのか。。。

退院して外来にかからないとダメだという決まり、
一緒に話を聞いていた担当看護師さんも
あれ?いつからそうなったの?
って顔をしたのを私は見逃さなかった。

そして「あ??そうなんですか」
と看護師さんも言っている。

ここで患者が医師にごねたところで
時間の無駄だと悟り、
「はい。わかりました。」と言い
診察は一旦終了。

私の言う「はい。わかりました。」は、
漢方先生の言わんとする大病院の『決まり』は
理解できました。。。という返答だ。

このハラハラ感と共に過ごすゴールデンウィーク
私にとっては何がゴールデンかと。
そういう話だ。

なので私は分娩希望していた産院の担当医に
セカンドオピニオンをとる形となった。
 
大学病院では 毎日 帝王切開から普通分娩まで
様々な出産が行われている。
私の退院にだけ 外来受診しなくても良し。と
普段と異なる対応をしていたら
これから先もそういう希望を
受け入れざるを得なくなるのだろう。
先生にとっては私はそのうちの1件。
しかし私にとっては
これが『我が子宮最後の任務遂行』かもしれないのだ。

近所の産院でお産となっても
十分に施設が対応できる週数まで
お腹のケンシロウも私も持ち堪えた。

もちろん入院した30週と2日では
その保証はできなかった。
大学病院に入院したことで
ここまでケンシロウを育ててくれたことは
まぎれも無い事実だ。とても感謝している。
しかしそれとこれとは別問題だ。

恩義があるからといって
お腹の子の出産は一度きり。
ここは産院で産みたいという
私の意志を通させていただく。

40日間の入院生活中、
大学病院にいればいるほどに
やはり産院で産みたいという目標が
明確なものとなった。
そんな想いを産院の助産師さんは

「一度退院するなら
とりあえず紹介状なくても
その足で来ちゃいます? 
担当医に一度診察して見てもらった方が
1日でも早くしたほうが安心ですよね。」と。

電話越しに状況を汲んでくださった。
なんと理解のある方だろう。
これぞ正にホスピタリティ。
 
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つづく