☆前泊入院へ 36w6d
世間ではゴールデンウィークが終わり
通常通りの日常へ戻っていった。
私もこの母子一体の妊婦生活に終わりを告げる日がやってきた。
お天気予報は雨マークが続いている。
荷物をまとめてタクシーに乗り込む。
ちょうど小雨が降り始めてきたところだった。
低気圧の影響でお腹が張っているのか
もういよいよケンシロウが動くスペースもなく張っているのかどちらかともわからないが、
そんな心配もご無用。数分で産院へ到着。
もうここで陣痛がきても
あとは三蔵法師先生の手に委ねるだけだ。
時刻は14時。
いつも通っていた産科ではなくひとつ上の病棟へ。
入院手続きを済ませ、部屋に案内される。
あいにくのお天気だが窓際をゲット。
つい先日まで都心の高層ビルを眺めてきたが
今日からの眺めは
綺麗に手入れが行き届いたこちらのお庭。
助産師さんに呼ばれ、人生初の浣腸をうける。
浣腸は痛くなかったがその後トイレに連れてこられて、
「2分我慢してください、我慢できなかったらそのときはどうぞ」と説明される。
えーーーいまから2分???
先に言ってよーーー(;´Д`A
2分間、気を紛らわす手段考えたのになぁT_T
咄嗟に出てきたのは 自宅の住所番地をループ再生するくらいのことしかなかったため
何回か唱えて、おそらく2分ももたなかった。
ちーん。準備不足。やむなし。
浣腸、即効性ありすぎネ。。。( ̄▽ ̄)
そのあと三蔵法師先生の前日診察を受ける。
子宮口は相変わらず3センチ。
『今日はもうやることありませんのでお部屋でゆっくりおやすみください』と言われる。
※子宮口が開いていない場合は前日処置として
ラミナリアという海藻でできた棒状の器具を子宮口に入れて開かせる処置を行うらしい。
私の場合は既に3センチ開いているためその処置はなし。
その後シャワーを浴び、産院の楽しみでもあった夕食を堪能した。
久しぶりの一人の夜は
産後手続き書類の整理をしてみたり。
同じ産院で出産した人のブログを読み返してみたり。
まるで試験前夜。
テキストの復習をする受験生の気分である。
「あら?この過去問題やってなかった。」とか前日になってせわしないあの感覚と近いのである。
そしてお茶をぐいっと飲んで22時からの絶食に入った。