aoibananaのブログ

2児かーさんの徒然ブログ。第二子妊娠中に切迫早産となり管理入院→出産→絶賛育児休業中。育児、旅行、美味しいごはんなどを忘備録としてぼちぼちと。

★入院生活8日目 コウノドリの話31w2d

ここ最近 点滴の差し替えで
利き手が不自由になり
なかなかブログの更新が出来ずにいたが
左手でのフリック打ちもだんだん慣れてきた。

日勤夜勤で担当してくださる看護師さん。
6日経っても同じ人にあたらないくらい。
さすがは大学病院。人材豊富。
誰にあたっても皆さんテキパキ。
感じが良くて優しい^ - ^

今日の診察:経管長 2.5センチ
週1回の腹部エコー ベビさん1750g
私自身も入院時からの体重増加はなく順調。

先生からも
「お腹の張りを強い濃度の点滴で抑えているわけでもないし、経過良好ですよ。このまま現状をキープです。」と言ってもらえひとまず安心。

ちなみに話は戻って産科医の先生たちについて。

ここに運ばれてきて
周産期医療センターでのハイリスクなお産をテーマにしたドラマ『コウノドリ』を思い出す。 
ドラマだからといって毎回ハッピーエンドな結末でもないことがお産の現実を映し出す
なかなか本気な一作だった。

その話の一つに「 切迫早産」もあった。

21週と2日で運ばれてきた妊婦。
まだお産に耐えられない週数の赤ちゃん。
カイザー(帝王切開)をするのかしないのか、
医師の判断だけでは決められない。

その後親となり育てていく夫婦が
「命が助かる確率50%、その後 肺や目などに後遺症が残る確率も50% それでも産みますか」と
覚悟と決断を迫られる。

それでも母になりたいと切望した妊婦さん、
妻も子供も両方助けてくださいと医師に訴えた
旦那さんの熱演ぶりには

このドラマと同じ時期に妊婦となり
過ごしてきた私には
自分だったらどうしただろうかと
嫌でも考えさせられた。 
そして嗚咽が出るほどに涙したことが記憶に新しい。

そして産まれた500グラムの小さな赤ちゃんは
人工的に作られたものでもなく、
本当にそのとき周産期医療センターで産まれた赤ちゃんだった。

本当に儚げで触るのがこわいくらい
小さな小さな赤ちゃん。

それでも指はしっかり5本あって、
保育器に手を伸ばしたお母さんの指をしっかりと握っていた。そのことがとても印象的で思い出される。

息子を寝かしつけた後に
夜にひっそり私がこのドラマを見ているタイミングで
帰宅した夫には

「毎回 この号泣ぶりは 胎教に良くないんじゃない。
見るのやめたほうがいいんじゃないのー」
と言われてきたが

 最終回まで見ないとどうもこうも気持ち悪かったので 
毎回 鼻詰まりが解消されるほどの
「涙活」をして最終回まで見届けた。

そして今、週数違えど同じ切迫早産の自分。
ドラマの中だけで起きている話ではない。
今では1日でも長くお腹の中で育ってほしい。とあの時の小さな赤ちゃんの姿を思い出して
より一層そう思う。

ちなみにあのドラマの主人公、
綾野剛みたいな先生がいたら
気恥ずかしくて
診察チョット嫌だなぁ〜と思ったが
しかしながらその心配はなし(笑)

綾野剛はいない。
そこはドラマと大きく異なる点だった( ̄▽ ̄)

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